胸郭出口症候群
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慢性的な肩こりがある、痺れもでてきている、手が冷たい、手に力が入りにくい、頭痛や吐き気があるなど当てはまる症状はありませんか?もしかしたら胸郭出口症候群かもしれません。
胸郭出口症候群とは腕や肩へ負担をかけることにより、神経や血管を圧迫し肩や腕、手に痺れや痛み、動かしにくくなったり冷感を伴ったりします。ただこの状態をただの肩こりだと思っている人も多いかと思います。肩こりだと思いこの症状を放置してしまう悪化し自律神経にも影響を及ぼしてしまうので早めに対処しましょう。
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胸郭出口症候群に対する当院の考え
胸郭出口症候群とは腕神経叢という上肢や肩甲骨の運動、感覚を支配している神経が骨や筋肉によって絞めつけられたり圧迫されたりすることによって神経障害と血流障害が起こり痛みや痺れが出ることをいいます。頚肋という第7または第6頚椎から伸びている骨が原因である場合は基本的に手術が必要となります。そうでなく筋肉が原因となっている場合には保存療法をとり、症状が軽度の場合には予防をすることが重要となります。予防策としては、腕を上げた位置での仕事や、重いものを持ち上げるような運動や仕事、リュックサックで重いものを担ぐようなことは避けるようにします。治療としては絞めつけている原因となる筋肉に対して柔整マッサージを行い緩めることで症状の緩和をはかります。
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胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
胸郭出口症候群を放っておくと、まず腕の肘から先の小指側に刺すような強い痺れが残ったり、うずくような痛みが残ることがあります。
そのような痛みや痺れが残ると、握力が低下したり、手に運動障害が出現することがあります。日常生活での動きの運動神経が麻痺してしまうと、物が掴めなくなったり、力が入りづらくなります。
握力低下や運動障害が残ると手の筋肉が萎縮してしまい、手の甲の骨の間がへこんで小指の付け根が細くなる変形が残る場合があります。
また、筋肉に圧迫されて血行障害が起こることもあり、血管によっては腕が白くなり痛みが出ることや、青紫になり痛みが出ることがあります。
なので、できる限り早めの治療をおすすめします。 -
胸郭出口症候群の改善方法
胸郭出口症候群の改善方法は、まず神経の通り道には必ず筋肉の間を通り走行しております。
筋肉の硬さ、柔軟性がない場合圧迫してしまいより神経の通り道がなくなり神経症状が強く出てしまいます。
筋肉の緊張を緩めること、なで肩、内巻き肩になっている方はより胸郭の部分を圧迫しやすいです。
筋肉を緩めた上で矯正治療をして前傾姿勢を治していかないとより圧迫してしまいます。
デスクワークや、作業系の方は特に周りの筋肉も緩めることが大事になってきます。 -
胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
胸郭出口症候群の改善に最適な当院の施術メニューでは、そもそもの姿勢不良や筋力不足も原因で起こるため、痛みなとで硬くなった組織を柔軟にし、姿勢の歪みを矯正することで身体を本来の良い状態に回復させることができます。
当院では、手技だけでなく骨格矯正にも力を入れておりますので、症状のでる上半身だけでなく重い物を支える軸となる下半身も一緒にできる全身の骨格矯正をお勧めします。
是非、胸郭出口症候群の症状でお悩みの方は当院で治療を受けて効果を感じてみてください!
その施術を受けるとどう楽になるのか
筋肉に対しては柔整マッサージ、骨格に対しては矯正治療を行います。
柔整マッサージには血流の促進作用と筋肉の弛緩効果があります。神経や血管を絞扼している筋肉に対して施術を行うことで、その筋肉の緊張を緩め、圧迫から解放することで症状を緩和させることができます。
矯正治療は骨格の歪みを取り除き、正しい姿勢へと導く効果があります。姿勢不良によって筋肉に過度な収縮力や伸張力が加わると、緊張状態が続いて柔軟性が失われ硬くなってしまいます。また歪んだ骨格自体が神経や血管を圧迫してしまう場合もあります。骨格の歪みを取り除き、これらのストレスから解放することによって症状の根本的な改善が見込めます。
改善するために必要な施術頻度は?
残念ながら、胸郭出口症候群は1度の施術だけでは完治させる事は出来ません。特に施術開始初期では一時的に大きく改善することはあっても、その効果は長くても72時間、つまり3日程しか持続せず、短い方では1日で元に戻ってしまうと言われています。施術の効果が切れる前に再び施術を行うことで少しずつ胸郭出口症候群の症状を取り除いて行きます。個人差はありますが、週に2〜3回程度施術を行うことが理想です。もちろん、毎日施術を受けていだいても構いません。
詳しくは当院まで、お気軽にご連絡下さい。